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かをのひとりごと

かをのひとりごと

不思議の国の牡丹さん

超長文をひとつにまとめてみました
時間のあるときにどうぞ!


むか~しむかしのつい最近、
20歳のおじいさんは川へ選択に
おばあさんは山へ芝を借りに行きました

おばあさんは道の脇に咲いている牡丹の花から
泣き声がするのに気がつきました

よく見ると花の隣で体長10cmほどの女の子が泣いていました
おばあさんは喜んでその子を連れ帰りました


そのころおじいさんは柳の木で首を括ろうとしているウサギを発見
見てみぬフリをしようとしましたが、こちらをガン見してるので
しかたなくウサギのところへ・・・
なんでも大好きな飼い主に先立たれ自分も後を追うつもりだったとか

おじいさんは考えました

ん~非常食くらいには、なるかもしれんのう

結局おじいさんはそのウサギを家に連れて帰ることにしました


その夜
おじいさんとおばあさんは、それぞれあったことを報告し
まず
女の子に名前を付けることにしました

芝を借りに行ったときに見つけたから、しばこでいいんじゃねか?
女の子はいやいやをしています

なら道端で拾ったから、みちこはどうだ?
女の子はオシイという顔をしています

じゃあ牡丹の花のそばにいたから牡丹でどうだ
女の子は満足そうに親指を立てています

つんつん、あの~僕に名前は・・・
お前はウサギだからウサギでいいだろ?
そんな~ご無体な(泣)


それから半年後
身長が20cmほどに成長した牡丹ちゃん(成長しすぎ!)
は今日も元気に落とし穴を作ってはウサギを落としていました
ひどいよ姉さん!

回覧~!
長者どんのとこのからくり人形が、回覧板を持ってきました。
牡丹ちゃんは名前のところにサインをし、人形の背中のねじを回してあげました

回覧の内容は、
今日も鬼が京の都で暴れてる話でした・・・

その日の夜
牡丹ちゃんはおじいさんたちに言いました
「わしゃ~この鬼たちが許せんのじゃ!
じゃけ~この体では鬼たちになめられよるかもしれんが、
それでもほっとけんっちゃ!」(どこの言葉だ?)

・・・いずれこういう日が来ると思ってたわい(どの変から?)
かねてから作っていた人形が用意してある
その名も、最終人型決戦自動人形の「あやの」さんだ
燃料はは油で動くから、ねじを巻く必要なし(笑)

ただ、費用の関係で小さいのじゃがのう
(そうです、「あやの」さんの全長は148cmしかありません)(^^;

これで鬼どもを懲らしめて来い!

ありがとうじいちゃん、早速いってくるっちゃ!(面倒になったので今後標準語に変換します)
いくよウサギ君!

ええ~ぼくも~?
それよりおじいさん、あんな人形よりも馬車の方が早そうですが・・・

馬鹿いっちゃいかん!正義の味方は馬車には乗らんのじゃ(笑)

酷い偏見だ!!

こうして牡丹ちゃんとウサギ君は京へ鬼退治に向かいました。


旅の途中、見世物小屋(今で言うサーカス見たいなもの)
を発見した牡丹ちゃん

ウサギ君ちょっと見ていこうよ!

おねいさんたらっ、急いだ方がいいのに
と、言いつつも小屋に入る一人と一匹


・・・おもしろかったね~私キリンって始めて見た!

でも演目に失敗してたみたいだけど、どうなんだろ?

もきゅ~!!

キリンさんの声だ! 行ってみよう!

行くとキリンとひげ面の男が話している、男の方はどうやら座長のようだ

お前のように失敗ばかりしている奴はもういらん!

そんな、大体逆立ちしながらトリプルアクセルなんて無理ですよ!

ぬう~言い訳をするつもりか、ならばレオの餌になってしまえ!

団長がそう言うと奥から大きなライオンがやってきた

ひどい男だ!私がこらしめてやる

怒った牡丹ちゃんは「あやの」さんで出撃!
見事ライオンと座長を下しました。
さすがおじいさんの作った人形!とても油で動いているとは思えない(笑)

あの~

牡丹ちゃんの後ろからキリンさんが声をかけてきました

助けてくれてありがとうございます、お詫びといっては何ですが
困ったことがあったら何でも言ってください

じゃあ、これから鬼退治に行くから一緒に来て!

!!!(めったなこと言うんじゃなかった)

結局キリンは腹をくくり、お供することになりました

そうだキリンさんの名前は?

キリンさんはジラフ語で言ったが
牡丹ちゃんには「きょうこ」と聞こえました
じゃあ恭子さんにけって~い

こうしてキリンの恭子さんを仲間に加え
牡丹ちゃん一行は京に向かいました。


ついに京に到着した牡丹ちゃん一行
そこはもう鬼の世界になっていました

鬼が暴れているのを見てすぐさまこらしめに掛かる牡丹ちゃん。
そうとう鬼に怒ってた様子です
そしてキリンの恭子さんも得意のキックで応戦!
ウサギ君は影で応援してます(ヲイッ!)

でも、
多勢に無勢
いくら「あやの」さんでもあの数を相手にするのはきついでしょう

ついに
「あやの」さんの油メーター(いわゆる燃料計です)がEのところに!
さらに多くの鬼に囲まれまさに絶体絶命!このまま終わってしまうのか?

目を閉じて!
声が言い終わらないうちに激しい閃光が走った!

ぐおおお~!
目を押さえ苦しむ鬼たち

早くこっちへ!
声のするほうに走り出す一行

みんな大丈夫?
よく見るとウサギ君がいません!

鬼と一緒になって目を押さえて苦しんでます(笑)
なにやってんの、ばかっ

姉さんごめんよ~

どうやら助けてくれたのは鳥さん?のようです
鳥さんは言いました

みんな大丈夫?
平和を取り戻したいのなら雑魚鬼には目もくれず
ボス鬼を倒さないと

鳥さんは淡々と説明します
ボスの特徴は
赤くて、
角があって、
通常の3倍の速さで動く!
それってシャア専用・・・(笑)

ボス鬼はいつも昼ごろにアジトの中庭を散歩?する習慣があるんだ
そのときを狙って一気にたたく!

それには君の「あやの」さんが必要不可欠だ!
僕がもうちょっと強くしてあげよう

こうして鳥さんの改造により、
「あやのゼロカスタム」さんへとパワーアップしました

鳥さんあなたはいったい??
僕?はは、僕はコリン星人だよ
そう言うと鳥の姿から
ダンディーなオジサマに変身した

では作戦開始だ!


鬼のアジトを発見しのボス鬼が出てくるまで身を潜めている牡丹ちゃん一行
そういや
コリン星人さんひゃ、なんでいつも人の姿じゃないの?
はは、地球では3分しか元の姿に戻れないんだよ。
一同 びみょ~(笑)

そうこうしているうちにボス鬼が姿を現した
ああっ!
キリンの恭子さんがすっとんきょうな声を上げる
あいつは暴れカンガルー!

唯一カンガルーを見たことのある恭子さんがみんなに説明する
あいつは極悪非道で西の国では指名手配になっていたのよ
噂ではあいつのキックは無敵の強さを誇ると言うわ(情報提供者さんありがとう!)

おねいさんここは一度作戦を練り直しましょう!

牡丹ちゃんは言いました

それでも・・・それでも、やるしかないの!
そして、あやのさんはボス鬼の前に飛び出した!

眉ひとつ動かさず意外と冷静に対処するボスカンガルー

お前は何者だ?

私は牡丹!正義の味方よ!!

何しに来た?

お前を倒しに来た!

何故?

人々の平和を守るため!

そんなことをして誰がお前を褒め称える?
身がってな人間のためにそんなことをするだけ無駄だぞ?

そ、それでも1人でも喜ぶ人がいれば私は戦う!

そうか、ならば行くぞ!

しばらく効果音のみでお楽しみください(笑)

シャキーン!バリバリ
ドガッ!ズガッ!
くらへ~!
ぐううう~!

とどめよ!必殺!ジャパニーズオーシャン牡丹ラリアート!!
とどめだ!必殺!スーパー稲妻カンガルーキーック!!

暴れカンガルーと相打ちになった!
しかし「あやの」さんは炎上してしまった・・・
辛くも脱出した牡丹ちゃん

そしてボスカンガルーからも牡丹ちゃんと同じ大きさの人?が出てきた
その人は牡丹ちゃんを見て驚きの言葉を発する

そうか!ボタンお前だったのか!

!!あなたは!

どうりで連絡が無いと思ったよ。
記憶喪失になっていたとはな
男はそういうと、牡丹ちゃんと一緒に写っている写真を見せた

私は・・・私は・・・
そうだ、すべて思い出した
私は地球の調査のために派遣された調査員だったのだ!

そして心配になった恋人のこの男が見にきたのか

なんで鬼をつかって人々を苦しめたの?

こうした方が早く君が見つかると思ったんだよ。

そ、そんな!

結局自分が原因で人々を苦しめてしまったボタンさん

もうおばあさんにあわせる顔が無い!
もうおじいさんの所には帰れない!

なら、ウチに来るかい?
優しい声でそういったのはコリン星人さんだ
ウチは来る物は拒まないし、いいところだよ

しばし考えた末ボタンちゃんは答えた
ではそうします、ここに残るよりも
第3の故郷で生きていきたい。


結局みんなコリン星に移住することにしました
嫌がるウサギ君もいっしょに(笑)

その後
このコリン星人さんは司令官に
ボタンちゃんはエンジェル隊の隊長になったことは
知る人ぞ知るわけで・・・




編集後記
ほよ~!!!
たまには大作でもと思って書いたら長長文になってしまいました。
そして時間がなくて最後は超グダグダになってしまいました(^^;
やはりおいらは物書きには向いていないな(笑)

そして登場人物にどこかで聞いた名前があったりしますが、
本人とはあまり関係ありません(笑)
もし怒ってたらすんまそん。


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